もっちふる誕生物語
『自分の子どもが食物アレルギーで卵、牛乳、小麦が食べられない』 そこがもっちふるのはじまりでした。 皆さんご存じだと思いますが、「食物アレルギーっ子」はみんなが普通に食べているものが食べられません。 自分だけいつも違うメニュー。すると次第に食べることが楽しくなくなっているようでした 和食料理人であった私は、子どもに「食べることの楽しみを伝えたい」 そんな思いでお菓子作りをスタートしました。 なぜお菓子?かといいますと、お菓子なら小さい子供でも食べてくれる。それならば、卵、小麦、牛乳を使用せずに毎日でも食べたくなるような「めちゃくちゃ美味しい」お菓子をつくろう 仕事の合間をぬってお菓子作りをはじめた分けなんですが… ずっと和食を専門にしてきたので、お菓子作りは試行錯誤の連続…アレルギーの知識を深めるために食物アレルギーアドバイザーを取得したり 図書館へいってお菓子作りの本を何冊も借りてきたり… プリンも作ったし、ケーキもつくったし。どれも子供達の反応はいまひとつ。 【料理人のプライドにかけて負けられない】 そんな中、テレビからおいしそうにワッフルを食べる子どもの姿が流れていました。 「これだ」 翌日からワッフルづくりに専念しました。 卵、小麦、牛乳不使用なので普通のワッフルとは作り方が全然違います。 失敗の連続から少しずつ学び、日々成長しました。 そしてついにできたのが、「もちもち食感のわっふる」 大満足の仕上がりになりました。 始めて子供に食べてもらっときの「パパめっちゃうまい」 あの時の笑顔は今でも忘れられません。 今までの料理人人生で一番の感動でした こんなに喜んでくれるなら、みんなにこの「わっふる」を届けたい そんな思いから和食料理人からわっふる屋さんへ新たなチャレンジを決めました。 「もっちふる」の誕生です。